2018年12月03日

2019年度金沢大学附属小学校入試を終えて

小学校入試において保護者が一番困ったのは1次合格2次抽選漏れ不合格ですね。
親子ともに「合格」のために頑張ってきたのに・・・本当にお疲れさまでした。
幼児クラスをするようになって「口コミ」からご紹介いただけるようになって大変ありがたく感謝しております。
先週、来年度1年生合格が決まり「塾探し」の対象として弊塾を選んでいただきありがとうございます。

 そこで、「金沢大学附属小学校入試合格者のその後というテーマ」で書かせていただきますので、これからの過ごし方やこれから受検を考えている親御様の参考になれば幸いです。

 元々、関東・関西難関国私立小学校入試対策の中身をご存じないのでは?
@ 徹底的な時間内での処理能力の追求
A 面接時母親の前で親がどのように𠮟るのかを説明
B 想像力がどのくらいあるかを見極める
C 家から駅までの道順を説明できる
D 将来の目標のために今何をするべき(口頭質問)
E IQテスト内容と運動能力・行動観察

おそらく、金沢大学附属入試対策にはEが中心で対応できると思われます。

しかし、家庭内躾面の細項目は年々塾任せではできないことが増え通われている幼稚園・保育所が対応していないことも多いようです。

 つまり、幼稚園入試の段階で方向性を見極めてエスカレーター式に慶應大学等へ進学するのか?
難関国立・医学部へ合格するために難関国私立中学へ進学させるのか?
そこに、公立中高一貫が入り混んできましたが、ほとんどその先は難関大学合格の逆算(東大合格)から始まっていますね。

 では、塾生たちは「東大志望」「医学部志望」で附属小学校を受験しているのでしょうか?

保護者の出身大学や職業(家庭環境)が直結していることは間違いありません。
事実、書籍の著者の欄に必ずと言っていいほど「大学名」から記載されていることが多いですね。
大学名による就職活動・官僚等国家試験合格における優位性は現在も続いています。
絶対量の知識はアウトプットする時必要なことは間違いありません。
「忍耐」・「メンタル面」でも体験者にしかわからないものがありますね。

 保護者は、それらのことを踏まえてお子様に「入試試練」を与えるわけですが、どの程度本人のためになっていますか?

 「附属生」のレッテルを張られることによって高校入試時校内推薦がもらえない・入試でも合格ができなかった場合「負け組」として本人だけではなくとても居心地が悪いことも大都会にはない話です。
 無事、高校連絡進学できたとしても「大学進学先」によっては「同窓会」「成人式」で肩身の狭い思いが嫌で参加されない場合も少なくはありません。

 実際、長男が「高峰賞」受賞きっかけで附属高校からスタートしましたが、もし小学校入試からスタートしていたら・・・

 では、家庭内教育がメインである試験内容を紹介します。
@ 言葉遣い
A お箸の使い方
B 折り紙
C 縄跳び
D 服装の着替え
E 口頭での指示の理解と行動
F しりとり
G 生徒が8人掃除用ほうきは7本そのときあなたはどうする?
H 童謡を歌うことができる
I 日本昔話を知っている
ほんの一例ですが、鉛筆を使ったペーパーテストはありませんね。これは、決定的な関東・関西との相違点です。
 つまり、どういう子供を取りたいのか?・・・しっかりと家庭教育・躾のできている子です。
このことは、附属高校入試においても当日点重視の前に「中学校校長推薦重視」への移行へとつながっています。
 現大学2回生塾生までは中学校の通知表成績があまりいいとは言えなくても「実力テスト」で点数が取れる男子であれば公立高校受験の前に推薦入試ではなく一般入試で合格していました。
 しかし、現在は学校長推薦が第一になっています。このことは石川県公立トップ泉丘高校との関係から
の要因もあるようです。

 年長児でも漢検10級算数検定11級アルファベット大文字・小文字書ける、パソコン一応キーボード含めて自分で操作できることを最低基準としてきて小学校入学後有利に進んではいますが、3年生ぐらいになって「壁」ができたりもします。男女関係なく「中学入試」のハードルが低いため「先取り学習」や「附属生」の意味をまだ理解できないがゆえに「自分の目標」がなければ「学習面」にも影響してきます。

 先日、小学5年生女子塾生に「長女の役割」と「附属進学」をテーマに保護者との対話をしてもらいフィードバックしてもらいました。
 男子学生、特に「長男の役割」とどのように違うのか興味もありました。

 やはり、金沢から出てはいけない(大学進学・就職含む)という意見もありましたが、男子学生も腕試しに県外中学・高校入試を勧めても保護者の方が合格して進学してもらっては困るので・・・
事実、附属高校入試日は県外私立高校入試日と重なっています。

 ここからがどうされますか?
附属中学校は、毎年中学校3年生時実施「統一テスト」において校内平均点は市内平均点プラス120点以上で「二水高校」合格ラインとなっています。

 だからこそ、「レベルが高い」という証明になりそうですが、「中高一貫校」ではないため高校1年生から新たに高校生内容をスタートすることになりますね。おまけにどちらかというと「理数重視」なので漢字や文章力検定検定合格を必達と指導されるようになりました。
 浪人比率も40〜50%

 中学校時にトレーニング不足ですね。関東・関西難関私立中学受験者はすでに大学2次試験問題を考える力・センター試験であれば平均点取れるだけの「処理能力」が育成されています。
 おまけに、ライバル校が次々出てきて刺激しあっています。県内高等部は大半が〇進ハイスクールのような映像授業主流であり「時短の概念」がほとんどありません。

 言い換えれば、「勉強方法」の体得内容が全然違うのです。

分刻みで動いている都会とは違い「自家用車で送迎」の弊害が大きいです。

他府県から電車・バスで通塾したり、決して近くはない距離を自転車・徒歩で通塾したりしている生徒は「時間感覚」がまだしも身についています。
距離感・荷物の重さ等何も考えず送迎されていれば足腰も弱り、準備も自分でしないことも多いですね。
積雪時保護者お迎えが遅くなると文句だけ言う・・・感謝できない!

「先生、熱い・寒い」「だから・・・どうしてほしいのか?」このやりとりをしなければならない。

玄関口での挨拶、靴の脱ぎ方、スリッパの揃え方、トイレ使用後の手洗い等すべては家庭内教育がわかる内容から始まっています。

試験場へ行く服装情報を気にしていても控室内の様子だけではなく学外にもモニターされていて「傘をさしていない」「母親同士のおしゃべり声」等気づいていないこともありませんか?

 関西国立大学附属では徹底的に塾で指導されていたとしても「メッキはがし」の試験内容です。
A 面接時母親の前で親がどのように𠮟るのか説明するのが代表例です。

 だからこそ、日常生活の中での注意点を「自然体」で身に着けて試験当日ボロを出さないようにするにはどうしていけばよいのか?
 「0歳児からの教育」と「胎教」「バースコントロール」すべて関係あるのです。

 毎年、同じ時期に同じような内容をこのブログで紹介させていただいていますが、年々「物語文」の描写理解が説明しても画像等見せなければ・・・見せてもできなくなってきています。

 祖父母の世代が若くなっているからかもしれませんが、自然の中での遊びを子供通しでしていないからです。
 缶蹴り・かかしけんぱ・ビー玉・べったん等子供通同志のバトルでもありコミュニケーション能力やリーダーシップにまで関係していますね。

「駄菓子屋」が懐かしいだけではなく、身の回りにあるものを使って新しい遊びやルールを作るようなことは
TVゲーム普及以降少なくなってきています。
結局、「答えのない問題」「アクティブラーニング」「ディープラーニング」等新しい内容に思われるかもしれませんが、「昭和高度成長時代」を過ごしてきた私にはツールはどんどん便利になっていても「使い手」次第のことが多すぎます。

物がないから「創意工夫」をしてきたのが「モノ余り現象」の中での「取捨選択」ができない・・・

その点、新興国は「高度成長期」なので吸収力も早くスキルを早く身に着けて一人前になろうとします。
だから、低賃金で外国人を受け入れようとしているわけですが、「今後はノーベル賞出ない!」や「AIの普及で仕事がなくなる」の危機感から「英語」「プログラミング」が必修になりますが、その対応のために「先取り」させるのはナンセンスです。
 「興味の世界」を広げて「世界観」にまで可能性を持たせてあげるためには幼児期・小学校低学年時に何をさせるべきか?
 その前に「家庭内教育」の見直しを是非してください。

毎年、10分間ほどお子様を見させていただけたら「合否」がわかってしまうのが残念です。

 男女・生まれ月の差が大きい幼児・小学低学年・・・中学生になってからでも遅くはないこと、逆に3歳ぐらいまでで決まってしまうことを見極めながら進んでいきませんか?

 進学塾TMC http://taka-mc.com
posted by 高橋博史 at 22:52| 石川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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