2023年03月26日

左手降ろしてませんか?

3月21日より春期講習スタートしています。
久しぶりに関東受験希望者が入塾されたので「環境」の大切さについて
長々と話させていただきました。
 以下の内容参考にしてください。
@ 目標が明確か?
例えば、附属高校がゴールではなくその先に進むためには「自己分析」と
「目標設定」が必要
A 目標に対して強い意志を持つ
中学受験に向かないタイプは「忍耐力」ないタイプ
しかし、県内中学入試程度では特別な学習が不要であり、関東・関西圏
難関中学受験生がほとんどいない。
首都圏(特に東京)では人口移入数が増えるだけではなく中学受験率も
増加しています。
B 時間的効率化
することが増えるほど24時間(すべてのひとに平等)の使い方がどのように工夫できるか?キャパを広げていけるか?
県内では、分刻みの行動をする交通機関等自分で動かないので「あと何分で・・・」「何分間で」「何分前に」などが身についていない。
その対策として
☆5分間・10分間トレーニング
1問に使える時間は何秒か?
多量即解問題から集中力と時短意識を改革

その点、右利きの場合
左側に問題用紙、右側に解答用紙が置き方の基本です。
図形等の問題では、常に同じ方向から見るのではなく「左手」で問題用紙を動かしながら解法を考えていますか?
姿勢が悪くなるだけではなく、文字の丁寧さなど左手で用紙を押さえていない塾生には注意をしています。

 やっと、「自己分析」「ノートに解答する」がスタートしましたが
「工夫」はまだこれからです。

C 結果に対して責任を取る
実は、@AC見出しは「リーダー3つの条件」著書からの引用です。

 日本は、安倍元首相暗殺によって外交だけではなく、国内の状況に対しても実に不安定なだけではなく「揚げ足取り」の無駄な国会答弁など、
国の政策は世界の大学ランキングにも影響が出てきています。

 新学習指導要領で各教科の目標と内容の構成を「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」という3つの柱がありますが、結論から言えば・・・「推薦型」が主流になっているのです。

 そこで、「学校での評価」が優先。公立高校受験時の「内申点」同様ですが、「観点別」評価の中心は「意欲・関心・態度」です。

 今年の附属高校進学に際して5段階評価満点で推薦合格しました。
本来であれば、「入試点でリベンジ組」が難関大学合格者になりますが
今後は、「実力型」と「推薦型」が半々になっていきます。

 世の中「結果」がすべてなので、結果に対して自らが「創意工夫」してまいります。

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posted by 高橋博史 at 00:04| 石川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月10日

15歳の壁をいかに乗り切るか?

 3月10日金沢大学附属中学校卒業式がありました。
進学塾TMCの塾生は附属生占有率増える中で、県外中高受験(進学)しない場合は、まさしく中学卒業時にすでに明暗が判明しています。
つまり、附属高校進学者ではない公立高校合否結果待ちだからです。

 しかし、大学入試結果の考え方は違います。推薦合格(年内合格判明者)はすでに県外の場合下宿先等決定しています。
次に私立大学や国立前期・後期結果待ちの場合を高校卒業式は3月1日に実施されますので、卒業後進学先が判明するのです。

  さて、「男尊女卑」どころか「LGBT」の考えを理解していかなければならない「多様性」社会になっていきますが、「結婚」「出産」の前に「就職」に関してや「男子校」「女子校」のありかたはどのようになっていくのでしょうか?

 既に現高校1年生の家庭科内容に「ジェンダー平等」の理解のための意見を書かせる定期テスト試験が出題されています。
ここからは私見ですが、「理解の推進」のまえに「自己申告制度」なので「性的犯罪」を冒す可能性があるかどうか?どうやって判断するのでしょうか?

 ましてや、「女性専用車両」や「公衆浴場・トイレ」などどう判断していくのでしょうか?
日本ではまだ決定されてはいませんが、アメリカでは「差別」する側が犯罪者になってしまう州法律が既にあります。

 コロナ禍が解除された以降、コンサート会場等トイレ待ち時間を短縮するために男性トイレに女性(外見上)が入ってきても何も言えないどころか、反対に女性トイレに(外見上)男性が入ってきても受け入れなければならないことが
本当に社会のためになるのでしょうか?

封建制度がまだ根強い男性は「養う側」女性は「専業主婦で養われる側」は崩壊し女性が「養う側」という考えではなく「シングルマザー」になっても生活ができる「自立支援」には賛成です。

 次世代育成に対して、「免疫力」がワクチン接種等で心配なだけではなく
少子高齢化時代に「移民受け入れ」推進しようとしているだけではなく、過疎地や企業に外国資本が注入されていけばこのLGBTの考え方の「日本の風土や伝統」通り進んでいけるかは疑問です。

Z世代α世代を預かっているものとして保護者と意見交換しながら「自立支援」進めてまいります。

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posted by 高橋博史 at 15:31| 石川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月04日

金沢開校1期生からお子様の入塾希望

3月3日お雛祭りに金沢大学附属高校出身であり、金沢開校1期生からメールが来ました。
 何と幼児クラス希望だけでなく第2子も妊娠中だそうです。

その塾生とは誕生日が同じなので丁度30歳ほど年下と思われます。

 毎年、夏期講習が始まると加速度的に年度末まで時間が過ぎ同時に
新年度ガスタートして落ち着いたころにはすでに6月・・・
その繰り返しをしている間に年月は過ぎていく・・・

 今年の大学入試の学部志望で予想通りなのが「データサイエンティスト」育成部門
 主に経済学部になるが、県内では北陸大学が再来年度、開設を予定しているのは経済経営学部の「経済学科」です。

経済経営学部は元々マネジメント学科しかありませんでしたが、経済学科ではデータ分析能力を備えた人材の養成を目指します。ということです。

早々に予期していたので最初の国立大学にデータサイエンティスト学部の設置をした滋賀大学 データサイエンス学部にはすでに2名塾生を送り込みました。
すでに最初の頃より偏差値は3〜5アップしています。

 その前では、秋田国際教養大学は当初より偏差値15位アップして東京外大より難しい国語の問題になっていますね。

 つまり、今から必要とされるスキルを身に着けていける大学を優先的に選べば「お買い得大学」になることは間違いありません。

 常に「入口と出口」を見据えて学校選びのお手伝いをさせていただきます。

 また、ご子息・ご息女を通塾させるだけではなく卒業生が保護者となってからも通わせたい塾であることは大変ありがたいことです。

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posted by 高橋博史 at 22:52| 石川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月03日

金沢大学附属幼稚園から進学した場合の注意点

3月3日お雛祭りに23年度体験授業実施しました。
メンバーの中心は金沢大学附属幼稚園生です。

 年間授業日数の少なさは附属小学校の半分あるかな?
12時終了の日のなんと多いこと・・・実質3時間保育
おまけに学習指導はありません。

 メリットは生まれ月が11月以降の場合附属小学校入試での合格率が下がりますが、附属幼稚園生は全員進学合格です。

 逆に、慶応・済美幼稚園等からの入学者であれば学習はしてきています。
以前は、附属小学校入学対策がメインでしたが並行して附属幼稚園生の外部との差をなくす対策も必要となっています。

 もちろん附属小学校校長先生が「ゼロからのスタートで問題なし」と言われるように附属小学校の授業内容は公立と変わらないだけではなく幼稚園同様実質の授業日数は少ないです。特に研究学校なので教育実習期間も長いです。

 問題点は学習の先取がないことよりも、文部科学省直轄の国立附属であるにもかかわらず、GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用が実施されていません。
 プログラミング基礎となる「スクラッチ」等もしていません。
タブレット端末を使用しているに過ぎないので「ICT教育」ができているとも言えません。

 関東・関西難関国私立中学校志望者はすでにチャットGPT等の使用方法も知っています。
 つまり、最新のアプリを駆使して「時短と効率化」を先取りしているわけです。

 本日、マウス(コードレスに変えました)を使用させましたがまだまだポインターが思うような位置へ動かせなかったり左と右クリックを間違えます。
 家庭でほとんど使用していないことがすぐにわかるのです。

 コロナ禍の3年間でマスク生活を余儀なくされたのですが、風船をふくらませる肺活量が全く足りていません。管楽器演奏に必要なことになりますが
これも家庭で遊びとして風船を膨らましたりくくったりしていないからですね。

 直定規で点と点を結ぶのもまだまだうまくはできません。これらすべて先取というよりは「ひらがな・かたかな・10進法の計算」同様に必要なスキルです。

 他には「物の数え方」と答え方では・・・
 いくつありますか?「ひとつ・・・・とお」まできちんと数えることができますか?
 漢字で書けば「人」ですが、「ひとり・ふたり・・・・じゅうにん」まで
 同様に「何本」ときかれて「ほん・ぽん・ぼん」の使い分け
 これらを確認しました。
 90分間休憩なしでの集中力はみなさん素晴らしいものがありました。

 今回はできませんでしたが、アルファベット発音を4月からの授業時にスタートします。

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posted by 高橋博史 at 23:34| 石川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月01日

時間最短化・成果最大化にするためには

3月1日県内高校生は卒業式でした。
昨年4月より18歳成人になったので塾生たちはすでに成人迎えています。
しかし、果たして成人になっている意識はどの程度あるのでしょうか?

 高校塾生たちのほとんどが県外で大学生活を送るので、大学入学後一人暮らしを始めて少しは自覚ができると思われます。

 ただ、就職活動は3回生夏休みには始まる(大学院進学するかどうかも)ので
自己分析と就職関係の準備は徐々にしていかなければなりません。
 コロナ禍で「売り手市場」と言われていますが、相変わらず「大学名(学歴)
」優先であることが変わらないので「逆算型」から関東圏では中学入試市場が盛況ですね。

 さて、先日還暦記念の俳優一人芝居を観劇してきました。
「サラリーマンは気楽な稼業」と言われた昭和世代からすれば、芸術家分野は
期限付きで成果を出すといってもプロジェクトとは違い、観客を満足させファンやリピーターになってもらう努力の継続ですね。

「メン地下」のファンのような10代を相手しているのではないのでなおさらです。

 私事ですが、「男道」を追求している人たちは常にストイックでシャイです。
私自身、ずーと「石原軍団」のような男世界にあこがれそんな上司と巡り合えないまま還暦になってしまいました。

 今回の俳優さんたちよりすでに年上となりましたが彼らは「上下間の関係」や
まさしく「仁義」に熱いタイプです。だから、「男の約束」「男の絆」と命名して
必ず約束は守っています。

 その点、タイトルにあるような「時短」に関してはずっと塾でも言い続けていることであり「速く正確に!」は必要不可欠です。
 
 本日の授業から本来進学塾で指導してきた「ノートの書き方」を伝授始めました。
 大学・高校入試前日や当日に参考書等ではなく「自己分析ノート」1冊あれば
直前チェクできるものを小学生から作成できるようにしていくためです。

 特に、「手を動かさずに」画像ファイルインプット方法では定着はしません。

 新学年を迎える前にしっかり準備していきましょう!
   
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posted by 高橋博史 at 23:20| 石川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月23日

英語はいつから習わせるべき?

本日2月23日は「徳仁親王」の誕生日ですね。
私と同い年なので「令和」の時代はまさしく「最後のご奉公」の想いで日々過ごしております。

 さて、元々私は「高校英語教師」を目指して中学時代以降具体的には高校時代に「日赤語学奉仕団」のステディセンターのおかげで「ボランティア精神」に目覚め浪人時代から予備校講師をさせていただけることとなり、早45年間教育業界に携わっています。

 自分自身は、中学校まで「英語学習はゼロ」姉がミュージッシャンでレコードから流れる洋楽を耳で聞くだけでなく僕なりに歌詞カードを訳してみたり
音符に乗せるために聴こえない単語等なんとなくは知っていました。

 息子は逆にYMCAインターナショナルキンダーガーテン1期生として通わせながら12年間の海外学習環境を終えてポーランドから帰国します。
 どうやら、日本でも医師国家試験に合格してから赴任先を考えるようです。
では、どちらが英語学習方法として正しかったのか?

 まず、学習方法の前に大阪という場所は「人種差別」がメインの世代があることです。
 彼は、日本人だけではなく外国人含めてそういうことを考えないで普通に幼少期を過ごせました。
 しかし、私の意向から中学校は日本の私立中学校へ進学し「東大コース」へ高校からは進んでいけるようにしていました。

 ただ、中学校の指導方針等に従えない気持ちから結局高校からカナダへ留学することとなり、最年少17歳でポーランド医学部へ進学しました。

 ここまでの道筋で考えれば「早期英語教育」というよりは、「環境づくり」を整えられる立場に私があったということです。
 進学塾の塾生のガリガリと勉強する姿を彼は「クール」とは感じない反面
それこそ「幼児」から自分で電車に乗り移動し両親が帰宅するまで自分でしなければならないことをする習慣もできていました。

 逆に私は、後発的に英語を学習しましたが、洋楽のおかげで発音と語順が何となくインプットされていたのと地道な歌詞カードの和訳で中学校内容ではなく
本来の英語学習を身に着けていきました。ほとんど、図書館で解決してきたというべき内容です。
 おそらく、今の時代であればユーチューブ等で学習しながら進んでいたと思われます。

 結局、高校・大学でのイギリス・アメリカ留学によって外から日本をみることができたことや日本での英語学習方法がわかったので幼児期からすることなく不自由はありません。

 むしろ、塾生には「日本語難しい」と帰国子女のエピソード語りながら
日本語と英語の共通点と相違点を「文法的」に指導しています。

 つまり、日本語の回路が明確に理解しないままではバイリンガルは成立しません。

 ましてや、「いぬ=dog」なんて数えられる名詞と数えられない名詞の区別もないまま「犬の肉好き」なんて教えている英語塾に行く必要はありません。

 チェックポイント
@ 英語にしかない発音指導があるか?
/th// fv//r/特に/ア/綴りによるフォニックス
A 大文字書くときに4本線エイゴノートできちんと書かせているか?
NHKテキストですらI(アイ)大文字はl(エル小文字)になっています。
MのVになるところの長さが基準線(3本目)まで伸ばすことを徹底しているか?
ヘボン式ローマ字siではなくshi tuではなくtsuなど英語発音に合わせた綴りを教えているか?
B 既に書きましたが、数えられる名詞と数えられない名詞をきちんと分類しているか?
進学塾TMCの英語教材BOOK5・6にはすべて以上のことを記入させてきました。

大学入試になれば、筆記体やブロック体混在でも英作文において採点してくれますが、基本は「ブロック体」のペンマンシップで練習することになります。
中途半端な文字を覚えている他塾生を矯正することに以前から余計な時間が必要になってきました。中学生になってからの矯正はかなり難しいです。

 幼児期にビデオなど「一方通行」は絶対に避けなければなりません。
幼児含めて「集中できる時間」はおよそ3分間なのです。
だから、飽きさせないように「カットバック」や「クロスカット」画像を駆使しますが幼児にはその意図は理解できず同じ動物には見えませんし、声を発しない限り脳には悪影響だと専門誌にも書かれています。

 家事等で忙しいとついビデオ等見せがちになりますが、逆効果です。

「耳慣れ」というならば、私は息子とバスタイム(入浴時間)だけイングリッシュタイムにしていましたがそれで充分インターナショナルに合格できました。

 結論は、まず「日本語」をしっかり理解できる学習をすること。
小学校入学前に、「ひらがな」「カタカナ」「アルファベット大文字」10までの数字の足し算引き算(10進法の理解)と掛け算の九九(語呂合わせ程度でOK)
それ以外は粘土・折り紙などで「平面・立体図形感覚」を身に着けていきます。

 
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posted by 高橋博史 at 18:54| 石川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「猫の日」

 国立大学2次試験(前期)が今週末実施されます。
石川県(特に金沢)では「高校名」優先主義ですが、今年度私立高校の合格率が
90%以上が当たり前で不合格者が2けた前半以内という中で小松大谷高校が推薦枠の関係から合格率が80%程度となり公立高校の受験レベルを1ランク落とす結果となっていますね。

 塾屋からすれば「事前情報」収集はどうだったのか?から始まり万が一にも進学させて良い私立高校なのか?などどの程度調べていたのだろうか?
中学校の指導は「高校進学先」があればよい考えだからの結果ではないか?

 金沢エリアの公立高校は泉丘・二水・桜丘・錦丘まで各131・152・178・140名が不合格(最終調整前)になるので受け皿として待っていれば必ず私立高校入学者はいます。

 結局、15歳の壁が高校入試で実質体験することになるのでのんびりしているのかもしれません。
さて、同様に「春期講習」からの集客を大手塾はするために「授業料無料」キャンペーンなどスタートしていきます。しかし、「県外専門塾」の進学塾TMCは
塾生の大半が「金沢大学附属生」なので、ママ友の紹介などお問い合わせがすでに来ており、3月3日・4日の授業体験が最終日となり2023年度募集は終了します。

 検索結果等を見るとブログを実によく読んでいただき、塾の方針を理解されているので「自立支援」テーマでの指導に共感していただき感謝しております。

 「chatGPT」の出現により簡単なプログラミングさえ簡単に作成でき、検索機能で表計算・関数含めて大半の作業が短時間で可能になります。

 いつも塾生に合言葉として「速く正確に!」の追求にはもってこいのツールが登場したわけですが、学校の世界は小中学校までは「書くこと」のテストがメインであり残念ながらファイル伝送のようなテストはまだありませんね。

 益々「アナログ」と「デジタル」の融合による「創意工夫」が必要になっていく中で「頭の整理方法」「自己分析・弱点」のまとめ方がAIだけでは解決しません。

 以前から進学塾のノート指導のアレンジが結局は「手法」として進化していることは「東大生ノートは美しい」から「東大合格生の秘密の勝負ノート」とタイトルの変更で現在も続いています。

 小学生は鉛筆の筆圧意識していますか?シャープペンシルになると芯は細く力を入れずに書くと薄い字になります。タブレット端末に使用するペンではもっと筆圧を考えなくなりますね。

 実はこの「筆圧」と文字の丁寧さが書くスピードと連動しているので
「なぐり書き」であっても読める字を書くことの練習が必要です。

 英検でもマークシート記入であるならば「楕円形」に塗る作業が必要ですね。

 ましてや3級からは「英作文」があるので綴りを正確に書かなければなりません。

そこで、小学5年生からは世間的にはほとんどテキスト「直書き」が多い中で
あえてノートに書かなければ行間が「直書き」しにくいものを教材として選びます。

 中学生になると、答えだけ正解にはならずに「途中式」の重要性が問われますね。
 高校生になれば、「証明問題」が多くなり結論だけ書いても点数にはなりません。

 中高一貫指導とは本来「入試がない」ではなく小中高とどのようにつながっていくか筋道を見せながら授業を進めていくことです。

 「頭と体」が「主語・述語」となり「かざり言葉」が「修飾語」となっても中身は同じです。

 タイトルは2月22日が猫の鳴き声からそうなっているようですね。
世界猫の日は8月8日なので猫好きさんはその日も記事を発信されるのでしょうね。

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posted by 高橋博史 at 01:06| 石川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月26日

刻苦勉励な物語

共通テストの結果から国立大学2次試験(前期・後期)の決定まで日々塾生とのやりとりがありやっと出願が完了しました。

しかし、学校ではリサーチ結果の対しての対応だけなので全く機能していません。
進学塾TMCでは、塾生に河合塾バンザイシステムとデータネット選太君を使用して目の前で設定条件を入れながら約2時間かけて絞り込みました。

結論から言えば、事前に選定していた第1志望から第3志望内に収まったので予定通りとも言えます。

毎年の話ですが、国立2次試験対策を個別対応してくれる高校はありません。
今回の出願においても塾で作成した資料を全部持参させて高校と交渉(確認)させました。

当たり前かもしれませんが、だから塾の指導の方が信用されるのです。
さて、現小学生指導内容に「自己分析ノート」を導入しました。

塾は学校と違い提出点や評価があるわけではないので、「結果を出すためのツール」です。
特に計画も立てず自己チェックも甘いので大人になっても「管理されたい」から塾が成立するのだと思います。

先日、TOEICスコアがアップして面接にも成功し無事4月から金沢大学医学類大学院に合格した成人塾生が英検受検しました。

 年末年始の課題をしているかは直前チェックすれば一目瞭然でした。
社会人になり自費で塾生をしていても「自己管理」が甘ければ「不合格」が待っているのです。
だから、来週来たければ明日(1月22日)の検定の合格最低ラインを取ってくるように伝えました。
23日月曜日には自己採点部分と英作文は問題と解答した英文を送ってきました。
おそらく1次試験は突破できたと思われます。
面白かったのは、日曜日段階では「色んな意味で終わりました」というメール内容だったので「失敗したのか?」という感想でしたが、月曜日のメールでは
「今週塾へ行けそうです。」と嬉しそうな内容だったのです。

今週末が最後の授業にならないで2月も塾へ来られるのがうれしいとは奇特な塾生ですね。

同様に、親子では宿題のチェックを厳しくすると「ぐずったり」やる気をなくした態度をするそうです。

難関私立中学入試対応塾はすべて「家庭学習管理」が優先です。「復習型」であっても「理解力」「暗記力」が1週間単位でその先の「合否」を決めます。

残念ながら保護者自身が幼少時期からいわゆる「受験戦争」を勝ち抜いてきていない限り理解できないし、金沢大学附属小学校から中学校へ連絡進学するのにその気構えは必要ありません。

ただ、将来的に難関大学を受験するのであれば「基礎トレ」は体験しておくべきです。
もちろん、宿題量を課すような無意味なことはしません。

本日の国語の授業内容では・・・
様子を表す言葉(どのような)
形容詞・形容動詞の理解と「活用」とは何か?
連体詞・連体形の働き
助動詞「ようだ」は活用があるので形容動詞と区別が必要

これらを英語ならば形容詞と所有格の理解で終わるのです。

 だから、「日英対比」で授業をしています。
活用はお経のように繰り返し口頭で言えばいいだけであり時間も大してかかりません。
その代わり「完全暗記」が必要です。

文章内容は「崖っぷちに立つあなたへ」(落合恵子著)の随筆文です。

冒頭に「わたし」は、こどものころにいじめにあっていました。とあるので
「どういういじめか?」「どう対処したのか?」と読み進めていくと・・・
彼女の小学3・4年生の愛読書は「図鑑」なぜか?これが主題
彼女が家族から送られる本の内容は「心がけのいい、けなげな少女が苦難を乗り越えて幸福になる」言い換えれば「不憫な女の子には刻苦勉励物語がいい」という考えから逃げるために図鑑を選んだということである。
「どうしてお姫様はこんなにもいじめられているのに、従順なのだろう」
耐えているお姫様は母親の姿に重なり、不憫な子は「わたし」

 それに引き換え、原っぱでみかけた花と図鑑の花の名前が一致した瞬間の快感
あるがままの自然の営みを淡々と描いた図鑑の方が作り話よりもドラマチックに思えた。

残念ながら教材の設問内容は、指示語含めて「事実」部分ばかりで「作者の意見感想」部分の問いがなかった。

スポコン世代同様に「努力」「忍耐」を美徳とした物語はZ世代以下にはなかなか通じない話かもしれません。

だから、新課程(高校)では「論理的文章」が中心になっていますが「小説」の登場人物の「心情」を理解できないAI化された世の中は考えただけでぞっとします。

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posted by 高橋博史 at 21:47| 石川 ⛄| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月17日

1995阪神淡路大震災から28年

共通テスト(自分の誕生日)が終わるとこの日がやってきます。
あの時の揺れはいまだに「地震探知機」のように敏感であり、震災後の火災光景や死臭・悪臭など記憶から消えはしません。

 コロナ禍で「ルミナリエ26回以降」が中止されているので昨年春に
元祖父の家(現在は駐車場)に行きました。
 跡地の生け垣がそのまま残されているので、全壊する前の家屋や井戸
犬猫の姿など思い出されると予測不可能な自然災害の恐怖がよみがえります。

 先日も久しぶりに北陸新幹線で金沢から東京横浜往復しましたが、
便利さとは対照的に首都直下型地震が来れば生き埋めは間違いなしです。
脱線その他の被害も避けられません。おまけに相変わらずのコロナ禍+インフルエンザ。

 阪神淡路大震災では「火災」と公共機関やインフラなどが一気に寸断され
当時は大阪在住でしたが、阪急梅田駅と三ノ宮駅の違いが忘れられません。
 私が勤務していた教室も倒壊や立ち入り禁止場所等あり余震もあり数か月は
地獄絵図を見ながらの生活でした。

 2011年3月11日東日本大震災の爪痕は原発再稼働に影響したまま電力不足にもつながっているだけではなく完全なる復興はまだしていませんね。

 しかし、どんどん確実性が増す「南海トラフ地震」
「能登地震」は最近も継続しているので災害時の対処方法をどうしていくのか?

 災害時の必需品の確保はしていますが、自家用車が使える状態(道路状況や破損など)や衛生面での問題点・・・

 いずれにしても「授業時」は塾生の安全確保が優先なので緊急連絡が密にできるように確認していきます。

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posted by 高橋博史 at 22:49| 石川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月15日

板書を写したり質問に答えたりできますか?

昨日から共通テストが始まりました。暗記型から大学教育の基礎力となる知識・技能や思考力,判断力,表現力等を問う問題作成特に何度も思考力,判断力,表現力を重視した内容と書かれています。

 しかし、現時点では本来予定していた数学や国語においての記述問題はなく
マークシート形式は変わってはいません。
 おまけに答えは必ずあるのです。

 AIが進化すれば「暗記不要」で学習する必要なしなんて考えているのであれば各テスト用に合わせた対策だけすればいいのでは?

 難関私立中学校対策進学塾時代の授業内容
復習型・・・進学塾TMCでも同じ考えであり授業内容を家庭学習で再現できるようにテキストを使用しています。
 だから、「保護者に解き方を聞かないように!」と話しています。
しかし、週1回の授業で前日になって仕方なく宿題をしようとすれば授業時のことを忘れてテキストに書いてあることすら理解できないことがあるようです。

 板書をノートに書きながら説明している内容を聞いたり、質問に答えたりハードなことができる生徒がトップ層です。
おまけに「自分用ノート」作成の基本は、塾の板書のレイアウトのアレンジです。
しかし、そのやり方をすれば書き写すスピードに合わせて理解どころかとにかく書き写したで終わるでしょう。

 便利さは退化させることがあります。

 まさしく、書くスピードです。

 例えば、100マス計算同じ問題を紙でするのとパソコンテンキーまたはタブレットでするのとでは同じアウトプットでも結果の差ができますね。

 だから、各テストに合わせた傾向と対策があるのです。

 先週、進学塾TMCでは「実力判定テスト」「日能研公開テスト」を実施しました。

 毎度ながら、「テスト慣れ」の必要性は・・・
問題用紙と解答用紙が同じなのか別なのか?から始まります。
同じ場合は解答欄から文字がはみ出さないことが絶対条件となります。
もちろん解答用紙が別でも同様ですが、解答欄の順番にも気を付けなければなりません。縦に統一番号なのか左右に順番なのかなど。

 最初に会場コード右詰や性別番号に丸印付けるのを男女につけてみたり
選択問題番号を塗りつぶしがしていない、選択問題全部記入すれば大問1問全部0点など最初に説明をしていても必ず誰かが間違っています。
 漢字はトメハネ注意すること・・・当たり前のことを再度時間内で見直しさせるために警告しますがやはりそこのところでの間違い発生。
「家帰ったらできた」「ボンミスだから大丈夫」なんて何の意味もありません。

 もう5年生になるからとか年齢もあまり関係はありません。
社会人であっても「目標」が明確で必ず期限までに資格試験合格しなければ昇給や昇格に関係あればするでしょう。
同時に「自己管理能力」があるのであれば塾へ来る場合
計画書と質問さえすればどんどん先へ進んでいけます。

しかし、ほとんどは「勉強」=強制的に強いられることでない限り自発的にはできないのではないですか?・・・だから楽しいはずはない

 その結果、2極化はどんどん収入面だけではなく学力面も差は広がっていき
諸外国の中でも日本のランキングは下がり続けています。
 特に地味な研究を何十年もかけてやっと成果の出るようなノーベル賞化学分野は今後はもう日本人はいなくなるかも・・・

 私のようなスポコン世代は「努力」「忍耐」が最低条件でありできるようになるためには「反復練習」が当たり前。

 時代やツールが変化しても「変革」「改革」のもとになる「歴史的事実」や「原理・原則」は変わりません。

 大手難関進学塾は「家庭学習内容」で成果が決まります。
 その点、進学塾TMCの宿題内容は2時間程度でできるようにしていますが、
それすら「やったふり」では力はつくはずもありません。

 日付・かかった時間・答え合わせをした後のやり直しを義務化していますが、
間違い直しは単に答え写しでそれも殴り書き・・・

 提出点や評価をするわけではないので「結果のでないやり方をしているな」とチェックしています。

 逆に塾サイドは評価される立場であり結果が求められています。
家庭学習に期待できないとすれば仕組みの改善と塾でのチェック強化と指導をするしかありません。

 先ほど自己管理能力と言いましたがそんなのが期待できるならば塾へは来ないでしょう?
 学年問わず「ボンミス」で4点から20点失って入試に不合格しても笑っていられるんでしょうか?

高校3年生の塾生から「生真面目な先生」のレッテルを張られていますが
きっちりとすることはする癖は学年性別関係なく必要です。
英語では、コンマ、ピリオド、三単現、複数形など簿ミスは即0点です。
数学でも数字のあいまいさやマイナスのつけ忘れなど細かい点をチェックできるかが「モノづくり日本技術」の源にもなっています。

 本日(元々は成人の日)63歳になるので再度気を引き締めて受験指導に当たっていきます。
 
 つきましては、「やり直しノート」を復活させて自己分析をしてもらいます。

  https://taka-mc.com/
posted by 高橋博史 at 03:57| 石川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする